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品川区で防水工事に使える助成金・補助金はある?利用できる制度や申請時の注意点を解説

2026/07/22 01:54

東京都品川区で防水工事を検討している方の中には、「助成金や補助金を活用して工事費用を少しでも抑えたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

ベランダ防水や屋上防水、外壁防水などの防水工事は、建物を雨漏りから守り、資産価値を維持するために欠かせないメンテナンスです。一方で、工事内容によっては数十万円から100万円以上の費用がかかることもあります。

品川区では、防水工事単体を対象とした助成制度はありません。しかし、省エネルギー化やバリアフリー化などを目的とした住宅リフォーム制度を活用できる場合があり、工事内容によっては防水工事と併せて助成を受けられる可能性があります。

この記事では、品川区で利用できる主な助成制度と、防水工事との関係について詳しく解説します。


品川区で防水工事に助成金・補助金はある?

現在、品川区では次のような工事単体を対象とした助成制度はありません。

  • ベランダ防水工事
  • 屋上防水工事
  • 外壁防水工事
  • シーリング(コーキング)工事
  • 雨漏り修理
  • 防水層の更新工事

経年劣化による防水工事のみを行う場合は、原則として助成対象外です。


利用できる可能性がある制度

住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)

品川区では、「住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)」を実施しています。

区内施工業者による一定の省エネルギー工事やバリアフリー工事を対象に、工事費用の一部が助成されます。

助成内容

  • 個人住宅:対象工事費(税抜)の10%(上限20万円)
  • マンション管理組合・個人賃貸住宅オーナー:対象工事費(税抜)の10%(上限100万円)

防水工事との関係

通常の防水工事だけでは助成対象になりません。

ただし、

  • 遮熱性能を備えた屋根・外壁改修
  • 省エネルギー性能向上を目的とした改修

など、制度の対象工事と組み合わせて施工する場合は、助成対象となる可能性があります。対象工事の詳細は毎年度更新されるため、事前に確認しましょう。


耐震化支援事業

昭和56年5月31日以前に着工した住宅など、一定の条件を満たす建物では耐震診断や耐震改修に対する助成制度があります。

耐震改修工事とあわせて屋根や外壁、防水工事を実施することはありますが、防水工事単体は助成対象ではありません。


助成制度を利用する際の注意点

工事前の申請が必要

住宅改善工事助成事業は、工事着工前に予約申込・申請を行う必要があります。

契約後や工事開始後では助成を受けられないため、見積もりを取得した段階で早めに申請手続きを進めましょう。


区内施工業者への依頼が条件

住宅改善工事助成事業では、品川区内の施工業者へ発注することが条件となっています。

区外業者へ依頼した場合は対象外となるため注意しましょう。


工事費の最低金額が定められている

助成対象となる工事は、対象工事費(税抜)が10万円以上であることが条件です。


同じ制度は原則一度のみ利用可能

住宅改善工事助成事業は、原則として初めて利用する方が対象となっています。

将来的なリフォーム計画も踏まえ、利用するタイミングを検討するとよいでしょう。


防水工事の費用を抑えるポイント

相見積もりを取る

防水工事は施工会社によって、

  • 工法
  • 使用する防水材
  • 保証期間
  • 工事価格

が異なります。

最低でも2〜3社から見積もりを取得し、価格だけでなく施工内容や保証も比較しましょう。


遮熱改修など対象工事と同時に行う

屋根改修や外壁改修を予定している場合は、遮熱性能を備えた改修工事など助成対象となる工事と同時に実施することで、制度を利用できる可能性があります。


外壁塗装や大規模修繕とまとめて施工する

防水工事は、

  • 外壁塗装
  • シーリング工事
  • 屋根改修

などと同時に施工すると、足場を共用できるため工事全体の費用を抑えられることがあります。


火災保険が利用できるケースもある

台風や強風など自然災害による損傷が原因で防水工事が必要となった場合は、火災保険が適用される可能性があります。

一方で、経年劣化による防水工事は補償対象外となるのが一般的です。


よくある質問

Q. 品川区ではベランダ防水工事だけでも助成金を利用できますか?

いいえ。

通常の防水工事単体は助成対象外です。


Q. 屋上防水工事は助成対象になりますか?

一般的な屋上防水工事のみでは対象になりません。

省エネルギー改修など対象工事と組み合わせることで、助成対象となる場合があります。


Q. マンション管理組合でも利用できますか?

はい。

住宅改善工事助成事業では、一定の条件を満たすマンション管理組合や個人賃貸住宅オーナーも対象となっており、上限100万円まで助成を受けられる場合があります。


Q. 工事を始めてから助成金を申請できますか?

できません。

予約申込および申請は工事着工前に行う必要があります。


まとめ

品川区では、防水工事単体を対象とした助成制度は実施されていません。

しかし、

  • 住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)
  • 耐震化支援事業

など、防水工事と関連して活用できる制度があります。特に、省エネルギー性能の向上を目的とした改修工事と組み合わせることで、助成対象となる可能性があります。

制度には申請時期や対象工事、施工業者などの条件があるため、工事を計画する際は早めに品川区へ相談し、最新の募集要項を確認することが大切です。

また、防水工事を依頼する際は複数の施工会社から見積もりを取得し、価格だけでなく施工方法や保証内容、施工実績も比較したうえで信頼できる業者を選びましょう。

※制度内容や募集期間、対象工事は年度によって変更される場合があります。申請前には必ず品川区公式ホームページで最新情報をご確認ください。

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この記事の執筆者
永田 修

永田 修

住宅メンテナンス・リフォーム分野を中心に情報発信を行うWeb編集者。

防水工事、外壁塗装、雨漏り対策、住宅リフォームに関する情報を収集・分析し、一般の方にも分かりやすい形で解説記事を執筆している。

当サイトでは、防水工事の基礎知識、費用相場、業者選びのポイント、悪質業者への対策などを中心に担当。

利用者が適切な判断を行えるよう、公的機関の情報や業界資料、事業者が公開する情報を参考にしながら、中立的な立場で記事制作を行っている。

主な執筆分野

  • 防水工事
  • 雨漏り修理
  • ベランダ防水
  • 屋上防水
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