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渋谷区で防水工事に使える助成金・補助金はある?利用できる制度や申請時の注意点を解説

2026/07/23 03:35

東京都渋谷区で防水工事を検討している方の中には、「助成金や補助金を活用して工事費用を抑えたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

ベランダ防水や屋上防水、外壁防水などの防水工事は、建物を雨漏りや劣化から守るために欠かせないメンテナンスです。しかし、工事内容によっては数十万円から100万円以上の費用がかかることもあります。

渋谷区では、防水工事単体を対象とした助成制度は設けられていません。一方で、住宅の維持・改善を目的とした「住宅簡易改修支援事業」が実施されており、対象となる工事内容であれば助成を受けられる可能性があります。

この記事では、渋谷区で利用できる助成制度や、防水工事との関係について詳しく解説します。


渋谷区で防水工事に助成金・補助金はある?

現在、渋谷区では次のような工事単体を対象とした助成制度はありません。

  • ベランダ防水工事
  • 屋上防水工事
  • 外壁防水工事
  • シーリング(コーキング)工事
  • 雨漏り修理
  • 防水層の更新工事

これらの経年劣化による維持・補修工事のみを行う場合は、原則として助成対象外となります。


利用できる可能性がある制度

住宅簡易改修支援事業

渋谷区では、区が協定を結んだ施工事業者による住宅の簡易改修工事に対し、「住宅簡易改修支援事業」を実施しています。

助成内容

  • 助成額:対象工事費(消費税を除く)の20%
  • 助成上限額:10万円

一定の条件を満たした住宅改修工事が対象となります。

防水工事との関係

一般的な防水工事のみを目的とした施工は、助成対象とはされていません。

ただし、住宅改修工事の一環として実施する工事については、内容によって対象となる可能性があります。実際に対象となるかどうかは、工事計画や施工内容によって判断されるため、事前に渋谷区または相談窓口へ確認することが重要です。


木造住宅耐震改修助成

昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅など、一定の条件を満たす建物では耐震改修費用の助成制度があります。

耐震改修工事に伴って屋根や外壁の改修、防水工事を行うことはありますが、防水工事単独は助成対象ではありません。


助成制度を利用する際の注意点

工事前に申請する

住宅簡易改修支援事業では、工事着工前に申請を行う必要があります。

契約や着工後では助成対象外となるため、見積もり取得後は早めに申請手続きを進めましょう。


指定された施工事業者による工事が条件

住宅簡易改修支援事業では、渋谷区が協定を結んだ施工事業者による工事が対象です。

施工会社を自由に選べる制度ではないため、利用を検討する際は事前に相談窓口へ確認しましょう。


対象工事を事前に確認する

住宅改修工事であっても、すべての工事が助成対象になるわけではありません。

防水工事を含む工事を予定している場合は、対象となる工事内容かどうかを事前に確認することが大切です。


防水工事の費用を抑えるポイント

相見積もりを取る

防水工事は施工会社によって、

  • 工法
  • 使用材料
  • 保証内容
  • 工事費用

が異なります。

最低でも2〜3社から見積もりを取得し、施工内容や保証内容まで比較しましょう。


外壁塗装や屋根改修と同時に施工する

防水工事は、

  • 外壁塗装
  • シーリング工事
  • 屋根改修

などと同時に行うことで、足場を共用できるため工事費用を抑えられる場合があります。


火災保険が利用できるケースもある

台風や強風、飛来物など自然災害によって雨漏りや防水層の損傷が発生した場合は、火災保険の補償対象となる可能性があります。

一方で、経年劣化による防水工事は補償対象外となるのが一般的です。


よくある質問

Q. 渋谷区ではベランダ防水工事だけでも助成金を利用できますか?

いいえ。

通常の防水工事単体は助成対象ではありません。


Q. 屋上防水工事は助成対象になりますか?

一般的な屋上防水工事のみでは助成対象外です。

住宅改修工事の内容によっては対象となる可能性があるため、事前の確認が必要です。


Q. 工事を始めてから申請できますか?

できません。

助成制度は工事着工前の申請が必要です。


Q. 施工会社は自由に選べますか?

住宅簡易改修支援事業では、渋谷区が協定を結んだ施工事業者による施工が条件となっています。


まとめ

渋谷区では、防水工事単体を対象とした助成制度は実施されていません。

しかし、「住宅簡易改修支援事業」や耐震改修関連制度など、住宅改修工事の内容によっては活用できる制度があります。助成制度を利用する場合は、工事着工前の申請や施工事業者などの条件を満たす必要があります。

防水工事を検討する際は、制度の対象要件を確認するとともに、複数の施工会社から見積もりを取得し、価格だけでなく工法や保証内容、施工実績も比較したうえで信頼できる業者へ依頼することが大切です。

※制度内容や募集期間、対象工事は年度によって変更される場合があります。申請前には必ず渋谷区の最新情報をご確認ください。

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この記事の執筆者
永田 修

永田 修

住宅メンテナンス・リフォーム分野を中心に情報発信を行うWeb編集者。

防水工事、外壁塗装、雨漏り対策、住宅リフォームに関する情報を収集・分析し、一般の方にも分かりやすい形で解説記事を執筆している。

当サイトでは、防水工事の基礎知識、費用相場、業者選びのポイント、悪質業者への対策などを中心に担当。

利用者が適切な判断を行えるよう、公的機関の情報や業界資料、事業者が公開する情報を参考にしながら、中立的な立場で記事制作を行っている。

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