江戸川区で防水工事に使える助成金・補助金はある?利用できる制度や融資制度を詳しく解説
東京都江戸川区で防水工事を検討している方の中には、「助成金や補助金を利用して工事費用を抑えたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
ベランダ防水や屋上防水、外壁防水などの防水工事は、建物を雨漏りや劣化から守るために欠かせないメンテナンスです。しかし、防水工事は施工面積や工法によって数十万円から100万円以上の費用がかかることもあります。
結論から言うと、江戸川区では一般住宅を対象とした防水工事や外壁塗装、防水リフォームに対する助成金制度は実施されていません。区の公式サイトでも、一般住宅を対象とした外壁塗装等のリフォーム助成金制度はないと案内されています。
一方で、防水工事を含む住宅リフォームに利用できる「住宅リフォーム資金融資あっせん制度」や、耐震改修に関する助成制度などが用意されています。
この記事では、江戸川区で利用できる制度や、防水工事との関係について詳しく解説します。
江戸川区で防水工事に助成金・補助金はある?
現在、江戸川区では次のような工事のみを対象とした助成金制度はありません。
- ベランダ防水工事
- バルコニー防水工事
- 屋上防水工事
- 外壁防水工事
- シーリング(コーキング)工事
- 雨漏り修理
- 防水層の改修工事
- 外壁塗装工事
江戸川区公式ホームページでも、一般住宅を対象とした外壁塗装などのリフォーム助成制度は実施していないことが明記されています。
利用できる制度
住宅リフォーム資金融資あっせん制度
江戸川区では助成金制度の代わりに、住宅リフォームを行う方を対象とした「住宅リフォーム資金融資あっせん制度」を実施しています。
この制度は、区が金融機関への融資をあっせんし、対象工事について利子の一部を負担する制度です。
対象となる工事
対象となる工事には次のようなものがあります。
- 住宅の修繕工事
- 増築・改築
- 耐震補強工事
- バリアフリー工事
- 屋根・外壁・窓の断熱・遮熱工事
- 太陽光発電設備の設置
- 高効率給湯器の設置
- その他住宅リフォーム工事
防水工事そのものは制度名に明記されていませんが、住宅リフォームの一環として対象となるケースがあります。利用を検討する場合は、事前に区へ相談すると安心です。
利用時の注意点
- 工事着工前の申込みが必要
- 融資決定後に工事を開始する必要がある
- 申込みから融資決定まで約40日程度かかる
着工後の申込みは対象外となるため、早めに相談しましょう。
住宅・建築物の耐震化助成制度
江戸川区では、旧耐震基準の住宅を対象に耐震改修工事への助成制度を実施しています。
対象となる工事
- 耐震診断
- 耐震設計
- 耐震改修工事
- 老朽住宅の除却
- 分譲マンションの耐震化
防水工事との関係
耐震改修工事では、
- 屋根改修
- 外壁改修
- 防水施工
などを同時に行うことがあります。
防水工事単体は助成対象ではありませんが、耐震改修と合わせて施工することで足場費用などを抑えられるメリットがあります。
高齢者・障害者向け住宅改造助成制度
江戸川区では、高齢者や障害のある方が安心して暮らせる住宅環境を整備するため、住宅改造助成制度を実施しています。
対象となる工事
- 手すりの設置
- 段差解消
- 浴室改修
- トイレ改修
- 出入口の改修
浴室改修などに伴って必要となる防水施工が含まれる場合もありますが、防水工事のみを目的とした助成制度ではありません。
助成制度・融資制度を利用する際の注意点
工事着工前に申請する
江戸川区の制度は、工事開始前の申込みが原則です。
契約や着工後では利用できない場合があるため、早めの相談が重要です。
助成金と融資制度は異なる
江戸川区で実施されている住宅リフォーム資金融資あっせん制度は、助成金ではなく融資制度です。
補助金のように工事費の一部が支給される制度ではなく、融資を受けやすくしたり、利子負担を軽減したりする制度である点を理解しておきましょう。
対象工事・対象者を確認する
制度によって、
- 江戸川区内の住宅であること
- 自ら居住する住宅であること
- 税金を滞納していないこと
- 所得などの要件を満たすこと
などの条件があります。
申請前には最新の制度内容を確認してください。
防水工事の費用を抑えるポイント
相見積もりを取る
防水工事は施工会社によって、
- 使用する防水材
- 防水工法
- 保証内容
- 工事価格
が異なります。
最低でも2〜3社から見積もりを取得し、価格だけでなく施工内容や保証内容も比較しましょう。
外壁塗装や屋根工事と同時に施工する
防水工事では足場を設置するケースが多くあります。
そのため、
- 外壁塗装
- 屋根塗装
- シーリング工事
などを同時に施工することで、足場費用を一度で済ませることができ、工事全体の費用を抑えられます。
火災保険が利用できるか確認する
自然災害による損傷が原因で防水工事が必要になった場合は、火災保険が適用される可能性があります。
対象となる例
- 台風
- 強風
- 雹(ひょう)
- 飛来物による損傷
一方で、
- 経年劣化
- 防水層の寿命
- 通常のメンテナンス
による工事は補償対象外です。
よくある質問
Q. 江戸川区ではベランダ防水だけでも助成金は利用できますか?
いいえ。
現在、ベランダ防水工事単体を対象とした助成金制度はありません。
Q. 防水工事に利用できる制度はありますか?
助成金制度はありませんが、「住宅リフォーム資金融資あっせん制度」を利用できる可能性があります。工事内容によって対象となるか事前に確認しましょう。
Q. 雨漏り修理は助成対象になりますか?
通常の雨漏り修理や防水補修は助成対象ではありません。
耐震改修など対象工事と合わせて行う場合は、関連制度を利用できる可能性があります。
Q. 火災保険は利用できますか?
台風や強風など自然災害による被害が原因であれば、契約内容に応じて火災保険が適用される可能性があります。
経年劣化による防水工事は補償対象外です。
まとめ
江戸川区では、防水工事単体を対象とした助成金制度は実施されていません。区の公式サイトでも、一般住宅向けの外壁塗装などのリフォーム助成金制度はないことが案内されています。
一方で、
- 住宅リフォーム資金融資あっせん制度
- 住宅・建築物の耐震化助成制度
- 高齢者・障害者向け住宅改造助成制度
などを利用できる場合があります。
また、防水工事を外壁塗装や屋根改修、省エネリフォームと同時に実施することで、足場費用を抑えながら建物全体の性能向上につなげることも可能です。
工事を依頼する際は、複数の施工会社から見積もりを取得し、利用できる制度や火災保険の適用についても確認しながら、費用と施工内容を比較検討することをおすすめします。
※制度の内容や対象条件は年度によって変更される場合があります。工事を計画する際は、必ず江戸川区公式ホームページで最新情報をご確認ください。

永田 修
住宅メンテナンス・リフォーム分野を中心に情報発信を行うWeb編集者。
防水工事、外壁塗装、雨漏り対策、住宅リフォームに関する情報を収集・分析し、一般の方にも分かりやすい形で解説記事を執筆している。
当サイトでは、防水工事の基礎知識、費用相場、業者選びのポイント、悪質業者への対策などを中心に担当。
利用者が適切な判断を行えるよう、公的機関の情報や業界資料、事業者が公開する情報を参考にしながら、中立的な立場で記事制作を行っている。
主な執筆分野
- 防水工事
- 雨漏り修理
- ベランダ防水
- 屋上防水
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